栄養士の資格取得と「栄養教育論」
近年、社会的に需要が高まっている職業の一つに栄養士があります。栄養士の中でもより高度な仕事を行う管理栄養士になるためには、国家試験に合格して国家資格を取得する必要があります。
管理栄養士の国家資格は今9科目の試験から構成されています。
国家試験科目の一つ「栄養教育論」は、平成17年3月までの旧カリキュラムで「栄養指導論」に相当する科目です。国家試験の全200問中、栄養教育論からの出題は15問となっています。
この科目では健康や栄養状態、食環境や食行動などに関わる情報の収集と分析から、総合的な評価や判定の方法を学びます。
更に管理栄養士には対象者が自主的に栄養改善に向けて食行動を変える栄養教育を行うことが求められます。そのため栄養教育の理論と方法を学び、教育対象に応じて栄養教育を行うプログラム作成、実施、評価などの総合的マネジメントを行う能力を養うことを目的としています。
対象者の食行動を変えるために、行動科学を理解し、応用する能力が求められます。更に個人を対象とした栄養教育ではカウンセリングが中心となることから、国家試験では行動科学とカウンセリングを栄養教育の場で応用できるかが問われます。
更に栄養教育のためのアセスメントやカリキュラムの立案、実施、モニタリング、評価、フィードバッグについても出題されます。
その他に、個人のライフステージに合わせた栄養教育の知識と技能、先進国と開発途上国における栄養教育についても抑えておく必要があります。
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